【Movies】(ベスト)ドキュメンタリー【Monday】

教養の大切さに関してはまたいつかの記事で書くとして、今回の記事では若いうちに見て欲しい社会系ドキュメンタリー/映画を挙げようと思います。歴史・政治・社会問題に関するもので、どれも目を逸らし、背中を向け、そのまま毛布にくるまって二度と思い出したくないような問題を扱っています。
In My Humble Opinion (IMHO:筆者の控えめな意見)でのお勧めなので悪しからず。
画像をクリックすると、Amazon.comに飛びます。そちらから各映画が購入可能です。

社会系

 ZEITGEIST シリーズ

Zeitgeist: The Movie (2007)

Zeitgeist: Addendum (2008)

Zeitgeist: Moving Forward (2011)

そもそも 「Zeitgeist」 という単語自体この映画を観るまで知らなかったのですが、意味は時代精神らしいです。良く分からないのでwikiりました。
以下日本語版Wikipediaより。

ある時代に支配的な知的・政治的・社会的動向を表す全体的な精神傾向

以下英語版Wikipediaより。

…dominant set of ideals and beliefs that motivate the actions of the members of a society in a particular period in time

分かりやすく言えば「男女平等だ」というアイディアがあったとしたら、それがzeitgeistになり、そこから女性の1970年代のウーマンリブ運動が生まれる…的な。
Zeitgeist シリーズはキリストは本当に存在したのか?や、911は実はアメリカ政府によって引き起こされた、とか、金融・経済界は全て一部の上層の人間によってコントロールされているなどという都市伝説じみた問題を、大真面目に証拠を提示しながら扱っています。筆者はキリスト教なのでキリストは本当に存在したのか?のくだりはBGM程度に流しみしていましたが、金融界の汚職の下りは良くできてるなと思いました。(それが本当かどうかはさておき) 映画作った人達よく消されなかったな!と思いました。笑
個人的に2008年の映画に出てくるEconomic Hit Man (経済の刺客)の話はすごく興味深かったです。(本ブログでも少し紹介しています) 都市伝説を扱っている!くだらない!として一蹴してしまえばそれで終わりですが、私はこのドキュメンタリーはお勧めします。
本ブログでも別記事で扱っています。→Pt.1 Pt.2

 ザ・コーポレーション/ The Corporation (2004)

カナダのドキュメンタリーで、企業の行動に関する映画です。経営者のインタビューも入っていて、汚職・隠蔽・詐欺/詐称等々など企業の裏側をブラックユーモアなタッチで描いています。だいぶブラックなので所々笑わせてもらいましたが、しっかりとした構成の皮肉が効いたドキュメンタリーです。

マイケル・ムーアの世界侵略のススメ/ Where to Invade Next (2015)

アメリカ国内にある問題を世界各国が自国でどのように対処しているのかを探してきて「侵略」し、自国に持ち帰ろうというコメディ風のドキュメンタリー。フランスの給食が美味しそうでした。個人的にフランスの学校でやっていた「愛に関する授業」はすぐにでも日本に持ち帰るべきだと思います…❤日本ではすぐさま問題になりそうですね 笑

マイケル・ムーアの携わっているドキュメンタリー作品にハズレはないと思いますね。

ザ・トゥルー・コスト〜ファッション 真の代償〜/ The True Cost (2015)

ファスト・ファッションの裏側を描いた映画。テーマはSweatshopsが主ですが、エシカルファッションについても多くを語っています。アパレル業界、繊維業界、ファッション業界そのものが汚職と低賃金労働で成り立っているので、これは本当にどうしようもない問題だと思います。エシカルファッションって、とてもお金がかかるので、服にお金をかけられるゆとりがないと、買えないんですよね。ただそれでも変化を起こそうと奮闘しているブランドはたくさん存在していますし、世の中も少しずつエシカルな方に前進しています。これからの服とファッションのあり方を考えさせられるドキュメンタリーです。

ポバティー・インク ~あなたの寄付の不都合な真実~/ Poverty, Inc. (2014)

うーん、この映画はかなり複雑な思いで見ました。内容は、私たちの寄付がどのように国際支援団体で使用されるかを追ったドキュメンタリー。また、国際支援団体が、被災地などでどのように現地の支援をするのか、お金をただ落としていくだけの支援方法が何故うまくいかないかのということに軸を置いています。筆者は2つの理由であまりこのドキュメンタリーに賛成できませんでした。1) 包括的にもっと色々な場所での支援活動を見たかったから。本作ではハイチをケーススタディとして挙げていました。 2) 真面目過ぎるので、最後まで見るまでに1回は飽きます。別にコメディにしろとは言いませんが、なんかもっと構成をどうにか出来たんじゃないかと思います。
要は、本作のポイントって、先進国のゴミを発展途上国にあげるなってことだと思うんですよ、ざっくり言うと。莫大な量の「金銭」や先進国ゴミを押し付けて依存性を高めるんじゃなくて、ローカルの一次産業、二次産業、言語の発展、識字率の向上にもっと力を注げってこと。このようなことに興味がある人はぜひ、「導入のドキュメンタリー」として見ることをお勧めします。

食べ物系

スーパーサイズ・ミー/ Super Size Me (2004)

王道ですね、日本でも有名になりました。体に悪いジャンク・フードのみを毎日摂取し続けたらどうなるのかという問題をコミカルに扱いながら、主人公が自分の体で人体実験を行なっています。最終的にどうなるのかは、正直簡単に予想できてしまいますが、体に現れる様々な症状や体調が悪化していく過程を見れて、以後数日間ファースト・フードが食べれなくなります。

フード・インク/  Food, Inc (2008)

食と大企業を取り巻く利権争い、屠殺、(血とかそういうの苦手なら無理です)、農家を買収していくコングロマリットについてなど、主に食べ物業界の裏側を暴こうとしたドキュメンタリーです。色々な大人の理由でインタビューを拒否されます。見ていて悲しかったです。生々しい屠殺のシーンがあるので、しばらくお肉は食べられなくなります。現実を知るという意味では、絶対に見たほうがいいドキュメンタリーです。それを踏まえた上で、食べ物に感謝して生活できるようになります。

 あまくない砂糖の話/That Sugar Film (2014)

スーパーサイズ・ミー同様の人体実験映画です。1日小さじ40杯分の砂糖をひたすら摂り続けます。ただ、こちらの映画は砂糖の摂取がやや極端に感じました。ネタバレですが、もちろん健康に支障はきたします。砂糖の体へ与える影響が、やはりスーパーサイズ・ミーのように症状として出ているので、観る価値はあります。

健康って何?/ What the Health (2017)

主に肉や乳製品など動物由来の食べ物をとにかく批判して、veganのライフスタイルを肯定した映画。面白かったです、素直に。肉はガンを引き起こすとか、今までずっと薬漬けだった人がたった2週間veganのライフスタイルをしただけで、体に変化が起こり始めて薬を飲まなくても良くなったとか。勿論人それぞれ、合う合わないありますが。かなり極端に、動物由来製品にNOを言っていますが、見る価値あります。

Milk? (撮影年不明)

YouTubeに公開されている牛乳がテーマのドキュメンタリーです。牛乳肯定派、否定派の両方の意見を紹介していて興味深かったです。牛乳はカルシウムが含まれているし、老若男女摂取すべきとの意見から、牛乳を飲むくらいなら死んだ方がマシレベルに嫌いな人まで、様々な意見が出てきました。実際確かに、牛乳が直接の死因になるのはアレルギーを持っている方が過剰摂取した場合くらいかなと思うのですが、要は癌の原因になりうるという所が牛乳の問題なんですね。否定派の意見は、なぜ子牛が飲むものを人間が飲まなくてはいけないんだという至極真っ当な意見でした。他方でこの記事を書いている筆者は牛乳が大好きだし、乳糖不耐性でもありません。また酪農家で癌になる確率が他より高いという研究結果も出てきませんでした。(あったら逆にこちらから教えてください)いずれにしろ、何を食べるかは各々の選択なので任せますが、面白いドキュメンタリーでした。

環境系

アース/ Earth (2007)

ネットでレビューを見ると眠くなるとか、寝る前に見ると良いとかいうコメントを見かけました。見てみましたが、特に眠くもならず、とっても楽しんで見れました。自然の厳しさ、雄大さ、綺麗さ、荘厳さ、そしてその中で生きる動物達を5年もかけて撮影し、製作したドキュメンタリーシリーズをまとめたものです。目の前で動物が死にかけていても、餌がなくても、こちらは助けられないので見ているのが可哀想でした。また、1シーンを撮影するために何時間も何時間も同じ場所に待機し、寒すぎる環境や暑すぎる環境、撮影しづらい環境で頑張ったクルーにも大喝采を送ります。このドキュメンタリーは1度見てみてください。感動しますよ。

不都合な真実/ An Inconvenient Truth (2006)

環境系ドキュメンタリーの王道ですね。アル・ゴア元副大統領による、アカデミーを受賞した地球温暖化と環境破壊についての啓発ドキュメンタリーです。内容の信憑性や正しさはさておき、話題にはなりましたね。不都合な真実は続編も製作されていて、筆者まだ見てないので、ぜひ見たいです。
内容はアル・ゴア氏の地球温暖化に関する講演。本作でゴア氏はノーベル平和賞も受賞しています。
内容は強いと思いますね。自分への風当たりの強さも本人は自覚しているので、うまくその辺の批判なども含まれていました。書籍版もあるので、映画を見たくない人は本を読んでもいいと思います。


!面白いドキュメンタリーをどこで見つければいいのか!

社会について知りたい!もっとドキュメンタリーを見漁りたい!英語のドキュメンタリーはどこに飛べば見れるんだ!という方のために、無料で、良質の、面白いドキュメンタリーが見れるサイトを教えます。

・YouTubeの Real Stories 

イギリスのチャンネルなのでイギリスを舞台にしたドキュメンタリーが多いですが、ものによってはアメリカだったりアジアだったり、それぞれ扱う問題によって舞台にしてる場所が異なります。面白くて、ほぼ全てのドキュメンタリーが1時間以内なので、筆者は料理しながら見ることが多いです。唯一文句を言うならば、古いんですよね、どのドキュメンタリーも。なので見終わって、「この人・この問題はどうなったのかな…」と調べていくとその後の数十年で思わぬ展開を辿っていたりしています。見ていれば分かりますが、必ずしも「最近撮られたものなんだな」という思い込みでは見ない方がいいと思います。
総じてYouTubeは無料のドキュメンタリーの宝庫です。documentaries と検索すると、大量に出て来ます。再生回数が多いのは大体面白いので見てみてください。

・YouTubeのNational Geographic

たまにですが、ナショナル・ジオグラフィックのドキュメンタリーがこの公式チャンネルにuploadされています。Real Stories とは違い、ドキュメンタリーのみをアップすることにフォーカスしていないので、自分で探さなくてはいけません。national geographic documentaries とYouTube内で検索をかけた方が早いかもしれません 笑

・ネットに落ちているドキュメンタリーがまとまっている便利なサイト達

Top Documentary Films
Documentary Heaven
Documentary Storm

ほぼYouTubeからですが、まとめサイトの方はジャンルごとに分けられているので探しやすいんですよね。

・ネットフリックス

ネットフリックスにもたくさんのドキュメンタリーがまとめられているので申し込んでいる方はそこでも視聴可能です。お金はかかりますが、ネットフリックスオリジナルのドキュメンタリーなんかもあって面白いです。


↓Coming Soon ↓
・不都合な真実 2

Have a good watch, Millennials.

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