【Movies】 秋に観たいアートな洋画【Monday】

秋といえば、文化の秋。今回はそんな秋の夜長にインスパイアされるような洋画を挙げました。

アートといっても、何をアートに入れるかは、人それぞれ意見は違います。プラダを着た悪魔をアートに分類する人もいれば、アメリをアートっぽいという人もいます。今回は、ストーリーよりも文芸・写真・美術・ファッション等のジャンルに偏った映画を選んでみました。
*時系列で古い順から並んでいます。

1.ミッドナイト・イン・パリ/ Midnight in Paris (2011)
IMDb: 7.7/10

この映画、ウディ・アレンの映画だから観たという理由もありますが、まだあどけない(多分そんなに有名でもない頃の)レア・セドゥとか出てるし、マリオン・コティヤールも出てるし、映画のプロット自体もとても好きです。現実なのに、非現実的で。あまりネタバレはしませんが。あと、エイドリアン・ブロディが奇才サルバドール・ダリ役をうまーく演じていたり、時代の様々な画家や文芸家も登場していて、アートに興味がある人にはとっても楽しい映画になると思います。ウディ・アレン独特の世界観も私は好きで、彼の映画の中では結構お気に入りです。レイチェル・マクアダムスが心底 気持ち悪くてうざったい彼女役で登場していますが、うざい=演技が上手いということで、拍手を送ります。ほんっとうに心底うざかったです。

2.ディオールと私/ Dior & I (2014)
IMDb: 7.3/10

ラフ・シモンズが初めて手がけたディオールのコレクションの舞台裏に迫った映画です。そこそこ面白かったです。90分のドキュメンタリーで、彼の頑張りとか、舞台裏とか、準備とかそんなこんなが凝縮された映画です。(2015年に、彼はDiorを辞めています) ファッションが好きで、コレクションってどう作られているんだ!と気になってしょうがない人にオススメの1本です。

3. ビル・カニンガム&ニューヨーク/ Bill Cunningham New York (2010)
IMDb: 7.9/10

今は亡き、New York Timesの写真家ビル・カニンガムの半生に迫ったドキュメンタリー映画です。とにかく人の言うことを聞かず、人使いも荒いビルの元で私なんかは絶対働きたくないと思いましたが、after all that’s Bill. ビルはビルです。昔っからニューヨーク中を、トレードマークの青ジャケットと自転車で駆け回り、あのアナ・ウィンターでさえ、「撮ってもらえない」時があるくらいの大物ストリートフォトグラファー。めまぐるしくトレンドが変わり、様々な人間で溢れかえるニューヨークでフォトジェニックなセレブや一般人を探し、ひたすらその人たちの服を撮り続ける。すごいです。本社での作業の様子や、ビルを知る人のインタビュー、ビル本人に密着取材していて、大変面白い1本でした。

4.ココ・アヴァン・シャネル/Coco Before Chanel (2009)
IMDb: 6.7/10

ここにきて、評価がガクッと下がりますが、小説を基にしたココ・シャネルの伝記映画ですね。ドキュメンタリーではないです。主演は「アメリ」や「ダ・ヴィンチ・コード」でお馴染みのオドレイ・トトゥ。評価の低さは、IMDb読んでいても、筆者個人の感想としても、やはりあまり波がない映画って飽きちゃうんですよね。あとは、どうしても事実関係が曖昧な点に関しては、起こったか起こってないかで議論が始まってしまいます。ただ、すごく”綺麗な”映画なので、出てくる品々や服装も当たり前ですが、当時を反映していますし、やはりフランス映画独特のアンニュイな感じが最初から最後まであります。

5.アイリス・アプフェル! 94歳のニューヨーカー/ Iris (2014)
IMDb: 7.1/10

こちらもファッション続きですが、現在もご存命のファッショナブルなニューヨーカーアイリスに密着取材したドキュメンタリー映画です。94歳でも、派手派手ファッションで、自分のスタイルを持つアイリスの伝記映画で、年を重ねても彼女のように自分のスタイルを無くさずにいたいと思えるポジティブな映画でした。

6.イヴ・サンローラン/Yves Saint Laurent (2014)
IMDb: 6.2/10

ここまできたら、挙げないわけがないこの映画。なぜかファッション関係の伝記映画ってどうも評価が低いんですよね。この記事に組み込むか迷いましたが、伝記映画なのと、恋愛模様にも重きを置いています。ちなみに同年につくられたサン・ローラン/Saint Laurentとは別の映画です。2つの映画の違いについては、こちらのElle Girl の記事が参考になるかと思います。片方は恋愛模様、もう片方はブランドの創設を詳しく描いています。

7. バンクシー・ダズ・ニューヨーク/ Banksy Does New York (2014)
IMDb: 7.3/10

誰もその姿を知らないイギリスの匿名芸術家バンクシー。ゲリラ的に現れて、壁に(風刺)画を描いて消える。バンクシーがNYに毎日どこかに作品を残すと宣言して、それを追っかけした人(あとバンクシーの伝記)のドキュメンタリーです。芸術のテロリストと呼ばれたり、彼の作品がものすごい値段で売れたりと、有名人の彼ですが、定着してしまったからか、最近(2017年)はあまり名前を聞かなくなりました。

8. ファクトリー・ガール/ Factory Girl (2006)
IMDb: 6.4

こちら、アンディ・ウォーホルの取り巻きで短期的にアンディのお気に入りの1人でもあった、イージー・セジウィックの伝記映画です。筆者は個人的に、若いきゃぴきゃぴしている子が落ちぶれて行く姿を見るのがすごく好きなので、この映画はツボでした。残念ながらイージーは若くして亡くなりましたが、60sのNYやアンディ・ウォーホルに興味がある方、オススメです。

9. キル・ユア・ダーリング/ Kill Your Darlings (2013)
IMDb: 6.5/10

こちらの記事でも出て来たこの映画、アートな観点から紹介すると、いわゆるビート・ジェネレーション(50年代-60年代の文学界のsquad) を中心として描いています。ジャック・ケルアック、アレン・ギンズバーグをはじめとする、ウォーホルとも交流のあった人々です。映画は2人の恋愛が中心ですが、ダニエル・ラドクリフの丸メガネとか、その当時のメンズの服装とか、違う視点から見てもとても面白い映画です。途中まではプロットがいいのですが、途中からゆっくり転げ落ちていきます、残念ながら。ともあれ、文学や60sが好きな人には見て欲しい映画ですね。

10. フォトグラファーズ・イン・ニューヨーク/ Everybody Street (2013)

IMDb: 7.7/10

写真家関連の映画続きてごめんなさいね。この映画は、NYで活動する15人の写真家にインタビューしてまとめたドキュメンタリー映画です。時代も違い、バックグラウンドも違うそれぞれの写真家の本音、NYに対する思いや写真に対する思いなどが聞けます。確か前編1時間ほどなので、長い映画は観たくないけど、寝る前に雰囲気のいい映画をみてartsyな気分で寝たいという時に最適です。


Have an inspiring autumn, Millennials.

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