【Trendy】エシカルブランドHope Made in the World 共同創設者インタビュー【Tuesday】

エシカルブランドは巷にたくさん存在しますが、今回はその中でも “Hope Made in the World”というブランドを紹介します。記事後半には共同創設者のSara Milanés氏のインタビューも載っているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

まずはブランドについて少しご紹介。正式名称は “Hope Made in the World”. (下記HMIWと表記)直訳すると「世界で作られた希望」。ラテンアメリカを拠点とするエシカルファッションブランドです。

banner_hope

ペルーとコロンビアの職人をサポート

2018-04-15 20.10.502018-04-15 20.12.07

ラテンアメリカの中でも、HMIWはペルーとコロンビアの地元の職人をサポートしているブランドです。例えば、写真の鞄は、コロンビアに居住するArhuaco(アルワコ族)という原住民が作る伝統工芸品。製造に携わるのはアルワコ族の女性たちです。絵柄が入った鞄は、出産を経験した女性しか作られないなどのルールもあって、大変興味深い背景があるんですよ!
職人は置かれている労働環境や製品の質などをHMIWに監査され、それを元に正当な賃金をもらいます。扱う服は匠の技術で注意深く、そして丁寧に作られています。商品は鞄や綿製品、ニット製品を取り扱っていて、(メンズウェアも!)高品質で持続性のあるものを販売しています。

児童労働フリー認証を受け、透明性のあるフェアトレードを推進

CLF_Manufacturing_Stacked_Over10mm_Black_1024x1024

HMIWは、ブランドとして児童労働フリーの認証を受けています。(本来この認証は無くなるべきですが…)この認証を受けているブランドは、製造から流通に渡る過程で絶対に児童労働を行わないという保証を持ちます。
また、フェアトレードや児童労働フリー認証の他に、本ブランドの素晴らしいところは配送ルートをエシカルなものにしている点。ここに気を使っているブランドは多くない気もしますし、まずそんなことが可能だということを筆者は知りませんでした。
更に、服に使用されるコットンはGOTS認証されたオーガニックなもの。使用される他の生地も、100%エシカル・オーガニック認証を受けているものが選ばれているので、とことん細部までエシカルを追求した、大変しっかりしたブランドだと言えます。


下記、Hope Made in the Worldの共同創設者Sara Milanés氏のインタビューです。
(記事内Sara Milanés氏をSMとして表記し、全ての回答はこちらの英語版の記事を元に翻訳されています)

Screen_Shot_2015-04-06_at_5.37.13_PM_copy_1024x1024

Q. ブランドについて詳しく教えてください。どうしてラテンアメリカの中でもペルーとコロンビアを選んだのですか?エシカルファッションブランドとして創設されてからどれくらい経ったのですか?

SM: 私たちはコロンビアをベースとするラテンアメリカのブランドです。主に北米に販売をしていますが、配送は世界各国へ行なっています。ラテンアメリカを選んだ理由は、私たちのルーツがここにあるから、そして世界でも最高品質の原材料がここから来ているからです。また、(ラテンアメリカにいるほうが)サプライ・チェーンをうまくコントロールでき、 私たちの行うビジネスのエシカルな面を「完全に」保つことが出来るからでもあります。
ブランドは3年前に創設されましたが、販売を始めたのは2016年です。
私自身、過去13年間に渡り業界にいましたが、ものすごく無気力に感じていました。私の学生時代の、そして職業的なバックグラウンドが繊維業に関連するものだったので、専門分野に必ず貢献し、透明性のある働き方をしたかったのです。社会に返し、ポジティブな変化を及ぼしたかったのです。
エシカルビジネスには過去5年間に渡り携わってきましたが、部門自体には13年ほどいます。

Q. 公式ウェブサイトには、児童労働フリー認証を受けているとの記載がありますが、エシカルブランドとしてどのような結果を生み出しましたか?また、ペルーとコロンビアの地元の人々を具体的にどのように支援しているのか教えてください。

SM: 私たちは、一緒に取引をする工場を毎年視察しています。私たちにとっては、世界で最も難しい課題である児童労働を無くそうと働くのは義務なのです。組織的な改革が必要だと思うので、エシカルな働き方を保証するのは大変重要だと思います。コロンビアでは、私たちは女性の組合と共に仕事をし、彼女たちの職人技術と伝統を推進しています。私たちは彼女たちに、正当な賃金を支払い、より良い生活と彼女たちの職業をも推進しています。女性たちは、織り手であり、WEAVING HOPE COLLECTION の製品を作る手助けをしてくれています。これらの製品と女性たちの仕事は、私たちが自身のミッションに近づくことに貢献してくれます。
加えて、彼女たちの何世代にも渡る伝統を保持する手助けもしています。Zaku Amurukeという18人の女性で構成されるグループがあります。意味は「思いやりの織り手」 。ここの女性たちは、パワフルな女性としてのあり方と連帯を体現します。グループの主な目的は、女性を家族の長として助けること。織る過程とデザインの過程で女性たちは、自分たちがなぜそれを行うのか、そして自身がどこから来るのかというメッセージを、先祖代々の伝統と共に発信しているのです。
サステナブルで、フェア・トレードを推進し、児童労働フリー認証を受けたブランドとして私たちは世界が「スタイル」というものをどのように知覚し、製造し、消費するのかを伝える必要があります。アルワコ族の鞄を製造してもらうために、コロンビアの原住民に正当な賃金を払い、彼らと直接仕事をするのには、そのような理由があります。私たちは、サステナブルでフェア・トレードに重きを置くファッションは、世界並びに環境、そして個人の生活を変えられると信じています。アルワコ族の鞄は、私たちが自身のミッションにどれほど従事しているかを示す1つの具体例です。

Q. どうして環境に優しい流通ルートを使うのですか?どのようなメリットがありますか?

SM: (環境に優しい流通ルートを提供するVerde社の回答です)
1. 伝票には新しいタイプの再生紙を使用しています。これにより、自然に存在する材料を使わなくても済みますし、特定の化学物質を分水界から遠ざけることも出来ます。
2. 私たちが使用する99.9999%は倉庫で再生もしくは再利用されます。
3. 私たちは、地元の公益事業者からグリーンエネルギーを購入し、施設では環境に優しい電気設備を使用します。
4. 私たちのフォークリフトはグリーンエネルギーで動きます。製品を汚し、臭いを残すような有毒な煙は発生しません。
5. 私たちは製品の配送にリサイクルされた新品の箱を使用します。見た目が良いだけではなく、あなたもいい気持ちに!これをすることによって、毎年小規模の森を保護できます。
6. 私たちは倉庫の事務用品を全て地元で買います。配送用品を配送してもらうことに配送用品を使用する意味はありません。
7. 送り状は紙ではなく電子です。どういたしまして!
8. Verde社は、 毎年小学校の教科書3000冊分にも及ぶ紙の量を節約しています。
9. 私たちは正しい心を持っています。

Q. 市場に存在する似たようなブランドと自身のブランドはどう違うと思いますか?

SM: 私たちは類稀に見るカスタマーサービスと持続性のある製品を提供します。私たちの製品は、きちんとお手入れされれば何十年という期間持ちます。 また、児童労働フリーを鉄則としています。子供たちは未来です。

Q. 今のファストファッションのトレンドについてどう思われますか?

SM: 存在はしていますよね。ただ個人的には認めません。かなり無責任だと思いますし、ダメージも大きい。そしてどんどん悪化しています。しかし、これは消費者による運動です。協力して組織的な改革を起こすべく、努力が必要です。

Q. ブランドをより大きな市場へと拡大させる予定はありますか?

SM: はい、将来的には。

Q. 読者にメッセージをお願いします。

SM: 情報を知ること。好奇心を持つこと。質問をすること。そして、優しくいること。


日本人は本当に、好奇心を持つことにも、質問をすることにも長けていないので、大変貴重なメッセージですね。身に付けるものが出来る過程や、製造に携わる人々にも興味を持ってほしいものです。

もっと知りたい方はこちらから → Hope Made in the World 公式ウェブサイト (英語)
エシカルブランドまとめはこちらから→記事 (日本語)

👕The Millennials™️👚


本記事は、MANDAからデータ利用の許可を得て製作されました。本記事で使用されたデータは全てMANDA並びにThe Millennials™️に帰属します。本記事で使用されている画像・内容の宣伝目的以外の無断転載・無断使用を固く禁止しております。
Advertisements

Leave Your Thoughts!

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.